脳梗塞の再発を防ぐ

脳梗塞の再発率は、1年で10%、10年で50%、と言われています。

「脳梗塞の再発を防ぐ会」の実現目標
◆当会では10%と言われている脳梗塞の1年再発率を、合理的な対策を実践することで5%以下にします。
◆会員は以下の3つの対策を実践し、1年後にアンケート調査に回答していただきます。
実践すること
1.魚の摂取を増やし牛豚鶏を減らす
2.日常的に磁気活水を飲用する
3.「血圧の正しい物理学」を知る
こんな簡単なことで再発率が半減したりするものか?と思われるでしょうが、再発しない率を90%から95%に上げるだけですから、十分に実現可能です。

小さな変化に見えますが、この比率が10年続くと10年内の再発率が世間の6割になる計算です。

なぜこれらの対策が有効なのか、詳しくご説明します。少し長文ですが、再発を防ぎたいと真剣に願っている皆さんなら、読んでいただけると思います。

血管内のプラークの付着を防ぐ
脳梗塞は、脳血管にプラーク(脂質)が形成され、そこに血栓(血の固まり)が重なって、脳血管が詰まる病気です。

他方、脳出血は脳の血管が破れる病気です。脳出血は遺伝もあって、予防法も不明ですので、当会では脳出血ではなく、「脳梗塞の再発防止」に焦点をあてます。

1.魚の摂取を増やし牛豚鶏を減らす
牛豚鶏は人間より体温が高いので、その脂肪は、人体内では冷えて固化し、血管内に付着します。一方、魚は体温が低いので、魚油は人体内では固化せず、血管内に付着しません。
巨人軍の故長嶋茂雄さんはビーフステーキが大好物で、毎日のように食べていたそうです。また、ラーメンには牛豚鶏の脂が多く、こってりラーメンをよく食べる人は血管が詰まりやすくなります。
体の細胞は数週間で入れ替わり、プラークも入れ替わりますから、日頃の食事で魚を増やし牛豚鶏を減らすようにしていると、プラークが減って、脳梗塞の再発リスクが減ります。

2.日常的に磁気活水を飲用する
水に強い磁気を当てると、水の性質が変化して、細い隙間を通りやすくなります。それを当社では「磁気活水」と呼んでいます。磁気活水はおいしくて飲みやすく、胃にたまりません。舌や喉からも吸収されて、体のすみずみに素早く浸みわたります。
そもそも、脳梗塞を防ぐために、こまめに水を呑むことが推奨されています。その水を磁気活水にすると、血流がさらに良くなり、血管が詰まりにくくなります。また、磁気活水には脂質を細かく分散させる作用があるので、プラークが減ってゆきます。また、磁気活水で脳脊髄液の流れも良くなって、脳神経の回復が進み、リハビリが進捗します
当会では、磁気活水を作る道具「磁気活水マイルドシャワー」を3ヶ月間貸出しています。磁気活水の詳細は、磁気活水の原理と性質のサイトをごらんください。

3.「血圧の正しい物理学」を知る
冒頭の「AIによる概要」には「脳梗塞の原因となる高血圧」と書いてあります。これは現代医療の常識を、AIが学習して書いていますが、実はこの常識が現代医療の根本的な間違いなのです。
高血圧は脳梗塞の原因ではありません。脳の血管にプラークがたまって、血管が詰まりそうになっているところに、血液が送られて来て、血圧が上がっているだけです。高血圧は「脳梗塞が起きそうだ」という警報です。しかし警報が脳梗塞を起こすことはありません。警報が鳴っているのを止めれば脳梗塞が防げる、ということはありません。
圧力は抵抗によって発生する
肺高血圧という病気があります。肺動脈が詰まって、そこに血液を送ることで、肺動脈の血圧が上がります。これは死ぬこともある重病なので、肺高血圧の担当医は真剣で、重要なことを言っています。

血圧は、血流量と血管抵抗の積(カケ算)で決まると言っています。つまり下図のようになっています。

これは流体一般に成立する式で、中学の理科で習う、電流x抵抗=電圧というオームの法則と同じです。この式は実際に肺高血圧の治療で使われています。

この式が示す重要な事実は、血管抵抗がなければ血圧は存在しないということです。ほとんどの医療者は、体内に血圧というものが独立して存在していて、勝手に上がったり下がったりしていると考えています。しかしそうではないのです。圧力は抵抗がなければ発生せず、抵抗によって発生するのです。英国のジェームズ・ワットは、ストーブの上の鉄瓶のフタがパカパカするのを見て、そこに圧力があることに気づき、蒸気機関を発明しました。フタの重みが抵抗です。フタがなければいくら湯を沸かしても圧力は発生せず、ノレンに腕押し、ヌカにクギ、になるだけです。鉄瓶のフタの重さで圧力が決まります。つまり圧力はフタの重さを表しているのです。

血液循環も同じで、体内に実在するのは、血流量と血管抵抗の2つで、血圧はそれらのカケ算で決まります。血圧は血管抵抗の大きさを示す指標なのです。
現代血圧医療の根本的間違い
10年前に「現在の血圧基準値は低すぎる」と人間ドック学会が言い出しました。それに対する反論を、滋賀医大の三浦教授が「日本高血圧学会を代表して」とコメントしながら、次の論文を発表しました。

この論文で三浦教授は下図のグラフを提示しました。

ヨコ軸が血圧で、タテ軸が死亡リスクです。グラフは右肩上がりで、血圧が高いほど死亡リスクが高くなるので、現代医療は「血圧が高い→死亡リスクが増える」という因果関係があると断定します。これが日本の高血圧医療の原点であり、「科学的根拠」です。
ところが、グラフを裏返しにして直角に右に倒すと、下図のようになります。

するとヨコ軸が死亡リスクでタテ軸が血圧になり、「死亡リスクが増える→血圧が上がる」となって、因果関係が逆に見えてきます。
どちらの因果関係が正しいのか。死亡リスクの高い集団と血圧が高い集団は重なっていて、そこに相関関係があるのは確かです。しかしそこから「血圧が高いから死亡リスクが高くなる」と決めつけるのは即断に過ぎるのです。相関関係は因果関係ではないからです。

真のメカニズムは、「血管抵抗が増大→血流が悪くなる→病気が増える→死亡リスク上昇」となっています。そのとき同時に血圧も上がりますが、それが病気を起こしているわけではないのです。

血圧と病気との正しい関係
血圧と病気との関係は下図のようになっています。

人は年を取ると、血管が詰まったり、血液がドロッとしたりして、血管抵抗が増大します。すると一方で血流量が減少し、他方、抵抗の高いところに血液を送り込むので、血圧が上昇します。
血流量が減少すると、さまざまな病気が起きてきます。「血の巡り」こそが健康の基本だからです。脳梗塞は脳への血流量が不足して起き、心筋梗塞は心臓への血流量が不足して起き、慢性腎炎は腎臓への血流量が不足して起き、緑内障は網膜への血流量が減少して起き、勃起不全は陰茎への血流量が減少して起きています。これらの病気は血圧が上方したから起きているわけではありません。
他方、血圧上昇によるリスクは、脳で血管が破れることで、実はそれだけです。ただし脳の血管は血圧だけで破れるわけではなく、血管の遺伝的奇形、血管の弱さ、血管壁の老化、精神的ストレス、など複数の要因があります。血圧を下げれば、脳出血は減るでしょうが、完全に防げるわけではありません。
ところが現代医療は、血圧こそが病気の原因だと短絡して、下図のように考えています。

病気の中心に高血圧があります。ところがその高血圧はどこから来たのかと尋ねると、日本高血圧学会の5千人の医療者の全員が「それは知らん」と答えるのです。まるで中世の天動説です。

脳梗塞の予後の医療
下図は「脳梗塞おじさんの予防健康チャンネル」というユーチューブ動画です。

「脳梗塞おじさん」さんは脳梗塞でリハビリ中の50代の方です。アムロジピンという血圧降下剤を処方されていますが、それを飲むと血圧が下がり過ぎて、めまい、ふらつきが起きるそうです。もう薬はやめてほしいと医者に頼んでも、毎回同じ薬が出るそうです。
アムロジピンはカルシウム拮抗剤と言われます。血管の筋肉にカルシウムイオンが入ると血管が収縮しますが、アムロジピンは、カルシウムが入り込む穴を塞いで、血管が収縮しないようにします。すると、心臓から送られてきた血液に押されて、血管が無抵抗に広がります。40年前にこの薬が開発された時、医療者たちはその「切れ味の良さ」に驚きました。それが2000年頃に血圧基準値がいきなり160mmHgから140mmHgに20mmHgも引き下げられた理由です。「これで血圧は簡単に下げられるぞ。血圧を下げたらみんな健康になるぞ」と考えたのです。ほとんどの病気は高血圧で起きていると信じているので、そうなります。
現代医療はこれを「血管が拡張する」と言っています。しかし拡張と言うと聞こえは良いですが、実際には血管の弾力を失わせて、血管壁をブヨブヨにしています。
血液は血管壁の弾力によって全身を循環しています。心臓から来た血液を、いったん受け止めて膨らんだ動脈が、次に収縮することで血液は次の段階に送られます。それが血管の弾力であり、それはすなわち血管の収縮力です。その収縮力を弱めれば、身体の底が抜けたようなもので、血液全体が重力で下に落ちます。すると足がむくみます。逆に宇宙飛行士は顔がむくみます。急に重力がなくなるので、足から戻ってくる血流量が多くなるからです。

血圧降下剤の添付文書に、副作用として浮腫(むくみ)と明記されています。現代医療は血圧を下げることが第一ですから、「足のむくみくらい何だ」と考えています。
しかし足がむくんだだけでは済みません。血液が足に行けばその分、脳への血流が減ります。すると、めまいなどが起こります。血圧降下剤の添付文書に、副作用として「めまい」と明記されています。「脳梗塞おじさん」は、めまいがひどくなると言っています。脳への血流が減れば、血流速度が遅くなります。川の流れが遅いところにゴミや砂が溜まるように、血管も流れが遅いと詰まりやすくなります。

血管抵抗の起源は2つあり、1つは血管の詰まりで、もう1つは血管の弾力です。乳児の血管にも血管抵抗はあり、それは血管の弾力です。血管抵抗の増大を抑制するために、プラークなどの詰まりを除去するのはよいことですが、血管の弾力を失わせるのは本末転倒です。現代医療は、血管の弾力を失わせて「ほら、血圧が下がったでしょ、薬が効いてますね、良かったですね」と言いますが、しかしそれでは脳梗塞の再発率は上がります。
下は新聞投書です。富永さん(80才)は66才の時に心筋梗塞を起こし、その後、血圧降下剤など多くの薬を飲んでいました。しかし77才の時、薬をやめて生活習慣を改善しました。3年後の今、毎日酒3合はどうかと思いますが、とにかくお元気だそうです。

このように日本では、脳梗塞や心筋梗塞になった数百万人に、血圧降下剤が当たり前のように処方されています。上記の事例の2人は、それに違和感を感じているわけです。
脳梗塞体験者は再発防止を真剣に考えて対策しているはずです。それなのに10年内の再発率が50%もあるのはなぜか。良かれと思ってやっている対策が間違っている可能性があります。
どこが、どう間違っているか、「血圧の正しい物理学」に、中学生でも分かるように書きました。この冊子はPDFで無料ダウンロードできます。また、ご希望の方には印刷物を進呈いたします。

薬は自分の判断でお願いします
ただし当方は医療者ではありませんので、薬について何か指示をすることはできません。ですから当方の実践項目でも薬については言及していません。薬をどうするかは、会員のみなさんのご判断にお任せいたします。
減塩・節酒 は無用です
減塩や節酒では、プラークを除去することはできませんから、脳梗塞の再発を防ぐことはできません。当会は脳梗塞の再発防止を目指しており、そのために有効な方法をお勧めしています。効果のないことにこだわらず、効果のあることを継続することが大切です。
運動・睡眠・入浴・会話・禁煙・体重管理は、いずれも血行を良くしますから、脳梗塞を防ぐのに有効です。
魚の摂取を増やし牛豚鶏を減らし、日常的に磁気活水を飲用し、「血圧の正しい物理学」を理解 すれば脳梗塞の再発リスクはかなり減ります。この企画ではその統計をとります。脳梗塞の再発を防ぎたいと真剣に願っている皆さんの、参加をお待ちいたします。

参加方法
◆申し込み欄からお申し込みください。磁気活水マイルドシャワーを3ヶ月間お貸しいたします。貸出料金は3ヶ月で1万2千円(+消費税)です。
◆3ヶ月後に、継続使用するかどうかを決めていただきます。継続使用の方は貸出品をそのまま購入できます。代金は定価4万5千円から、企画参加で9千円の割引、さらに貸出料金1万2千円を差し引いて、2万4千円(+消費税)です。
◆3ヶ月はお試し期間です。3ヶ月後に、「これは役に立たない」と思われた方はご返品ください。その場合は貸出料金は返金されません。貸出時の箱の中に返送用の料金受取人払いの伝票を入れておきます。箱もそのままご利用ください。貴重な希少金属であるネオジム磁石製品ですので退蔵はご無用に願います。
◆継続使用の方には、1年後に脳梗塞再発についてアンケートをとらせていただきます。発症時期はまちまちでしょうから、発症から1年という統計はとれません。当会参加後1年の統計をとります。
◆継続使用される方には、できれば、5年後10年後のアンケートにもご協力をお願いいたします。